兵庫県加古川市のリノベーション＆増改築リフォーム専門店「eリノベ」のスタッフの中津と申します。
eリノベは加古川市をはじめ明石市・高砂市・稲美町など播磨エリアを中心に、
経験豊富なスタッフがリノベーション・フルリフォームのトータルプロデュースをさせて頂いております。
安全で安心な家で、いくつになっても快適に過ごしたいですよね。
大切な今のお家に住み続けるため、介護やバリアフリー化を目的としたリフォーム・リノベーション工事を検討なさっている方は多いのではないでしょうか。
今回は、介護・バリアフリーリフォームに焦点を当て、令和5年度の高砂市住宅改造費助成事業、介護保険における住宅改修費の支給についてもご紹介します。
今後、高砂市でご実家や今のお住まいのリフォーム・リノベーションをお考えの方、eリノベのリノベーションにご興味のある方は、ぜひ最後までお読みください。
※ご紹介する内容は2023年度に高砂市で施行されている補助金の一部です。
補助内容・要件が変更になっている場合もございます。
限られた予算枠ですので、ご活用される場合は早めの準備をおすすめいたします。
目次
✔ バリアフリーリフォームって？
バリアフリーリフォームは、身体的な制約を持つ方やご高齢の方にとっての快適・安全な住環境を実現するための工事を指します。
段差の解消や手すりの設置、広めの通路、車椅子に対応したバスルームなどのことで、車椅子や杖を使用する方でも移動しやすく、日常生活をより独立した形で過ごすことができます。安全性も向上するため、転倒やケガのリスクを軽減することで快適さが提供されます。
✔ 介護保険における住宅改修費の支給
要支援認定・要介護認定を受けた方がバリアフリー化のリフォーム工事を実施する場合に享受できる制度です。
原則として「稲美町の住宅改造の助成」と併用する必要があるため、並行して手続きする必要があります。
保険給付の対象となる工事・補助額
以下のA～Fの工事が対象となります。
- 手すりの取付け（廊下、便所、浴室、玄関、玄関から道路までの通路等）
- 段差の解消（居室、廊下、便所、浴室、玄関等の各室間の床の段差等）
- 滑りの防止及び移動居室（滑りにくい床材への変更の変更等）
- 引き戸等への扉全体の変更（開き戸を引き戸、アコーディオンカーテン等へ取り替える等）
- 適切な便器への取り換え（高さの変更、和式から洋式への取替え替え等）
- その他（壁・床の補強などA～Eの工事に伴う工事）
補助対象の工事にかかった費用から最大20万円が上限額となります。
※必ず着工前に介護保険課に事前申請を行う必要があります。
引用：介護保険における住宅改修（厚生労働省HP内PDF）
✔ 高砂市の「住宅改造費助成事業」
高砂市が推進する「住宅改造費助成事業」とは？
兵庫県の人生いきいき住宅助成事業では、高齢者や障害者を含むすべての方が安心して自立した生活を住み慣れた住宅で送ることができるよう、ハンディキャップに対応した住宅のバリアフリー化改造等に要する経費の一部を、市町を通して助成しています。
詳しくは、高砂市のHPでも詳しく記述されています。
対象となる世帯・工事
助成対象となる工事は、基本的に介護保険住宅改修における支給対象工事と同一です。
気になる対象世帯は、以下の①②に該当する必要があります。
①生計中心者が以下のいずれかに該当する
- 給与収入のみの方：前年分の給与収入金額が800万円以下
- 給与収入以外にも収入のある方：前年分の所得金額が600万円以下
②生計中心者が以下のすべてに該当する
- 現に高砂市に居住する世帯で、住民基本台帳の規定により高砂市の住民として登録している方
- 介護保険居宅介護（介護予防）住宅改修費の支給限度額が20万円の方 要介護(支援)認定を受けている方または現在申請中の方
- 在宅の方（※医療機関や介護施設に入院・入所・入居中の方は、介護保険課への相談が必要です）
- 対象となる住宅について、過去に本事業の助成を受けていないこと （ただし、対象者の身体状況が著しく変わり、過去に行った工事では生活することが困難である場合には、再申請が可能になる場合もあります。こちらも相談が必要です。）
要注意！生計中心者の定義
生計中心者とは、原則として対象者の属する住民票に記載の世帯構成員のうち、総所得の最も高い方をいいます。
ただし、世帯分離をしている場合または住民票上の住所が異なる場合も、同一家屋に居住する場合は、構成員とみなされます。
また、同一世帯に属していない配偶者や子であっても、対象者を所得税法または地方税法に規定する控除対象配偶者または扶養親族としている場合は、配偶者または子も世帯構成員とみなされ生計中心者になります。
助成金額
対象経費の額(上限100万円-20万円)と、世帯階層区分に応じた助成率による計算で助成金額が決まります。
ただし計算が非常に複雑のため、市役所窓口に赴いて直接相談すると安心です。
| 世帯階層区分 | 助成率 |
| 生活保護法による被保護世帯 | 3分の3 |
| 生計中心者の当該年度分の市民税が非課税の世帯 | 10分の9 |
| 生計中心者の前年分の所得税が非課税で当該年度分の市民税の均等割のみ課税の世帯 | 10分の9 |
| 生計中心者の前年分の所得税が非課税で当該年度分の市民税の所得割及び均等割が課税の世帯 | 3分の2 |
| 生計中心者の前年分の所得税額が7万円以下の世帯 | 2分の1 |
| 生計中心者の前年分の所得税が7万円を超える世帯 | 3分の1 |
✔ 注意が必要！
◆契約・工事の着工ができるのは、市の審査を受け、助成が決定した後です。
◆介護保険の住宅改修以外の補助金を併用できません。
また、介護に関わるもののため、ケアマネージャーさんとの相談や事前の申請など手続きも多くなってきます。
そのため後回しにしてしまいがちな問題ですが、快適な生活を実現するための負担を減らすことは大切です。
こういう人がいて、こういう事がしたいんだけど…もしかしたら、補助が受けられる？そう疑問にもたれた方は、ぜひeリノベにご相談ください。
加古川市を中心としたリフォーム・リノベーション・増改築を専門としているeリノベは、住宅関係の仕事を通して、地域と社会に貢献し、たくさんの方々に「ありがとう」と感謝していただける会社を目指し、社員一同努めてまいります。
✔ まとめ
今回は、「高砂市で受けられる介護・バリアフリーに関する補助制度」についてお話ししました。
高砂市内で介護・バリアフリーを目的としたリフォームを考えておられる方に、この解説がお役に立てたことを願います。
ぜひeリノベにご相談いただき、共に安心で快適な住環境を実現しましょう。トレンドや最新技術を取り入れながら、将来にわたって快適な生活を送ることができるお住まいをご提案いたします。
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