加古川市•高砂市のリノベーション&リフォーム専門店eリノベ｜介護保険からの支援を活用！補助金でできるバリアフリーリフォーム

投稿日:2023年7月18日　最終更新日:2023年8月24日

兵庫県加古川市のリノベーション＆増改築リフォーム専門店「eリノベ」のスタッフの中津と申します。

eリノベは加古川市をはじめ播磨エリアを中心に、
経験豊富なスタッフがリノベーション・フルリフォームのトータルプロデュースをさせて頂いております。

これまでは介護に関する姫路市・加古川市の助成金についてお話しました。
今回は介護リフォームを検討なさっているより多くの方に向けて、介護保険からの住宅改修補助金について解説いたします。

今後、播磨エリアでご実家や今のお住まいのリフォーム・リノベーションをお考えの方、eリノベのリノベーションにご興味のある方は、ぜひ最後までお読みください。

※実際に利用される際は、ケアマネージャーさんやリフォーム業者に直接ご確認ください。補助内容・要件の確認が大切です。

1 ✔ 介護保険で快適な住環境への第一歩
- 1.1 対象のリフォーム内容と金額
2 ✔ バリアフリー化や安全対策、住環境の向上による生活の質向上
3 ✔　各市区町村の助成金や税制優遇と組み合わせてバリアフリーリフォームをお得に
4 ✔　まとめ

✔ 介護保険で快適な住環境への第一歩

加齢や病気・事故など、「介護」する側・される側になる可能性は生きていくうえで常に隣にあります。

さまざまな理由でハンディキャップのある方が自宅で自立して生活するために、介護リフォームは非常に有効な選択肢です。
しかし、課題となるのは費用。どうしても避けて通れない部分です。

幸いなことに、介護保険では、要支援以上の判定を受けている方の自立した生活を支援する観点から、段差の解消や手すりの設置などの身体状況に合わせた住宅改修にかかる費用の一部を給付の対象にしています。

「安全な自宅」が介護において非常に重要だからというのがその理由の多くを占めます。
内閣府の調査では、1年間に転んだことのある方のうち10.6％、約1割が自宅内で転倒しているという結果が出ています。
介護が必要な方の転倒は、単なるあざや擦り傷ではなく、骨折による歩行困難や寝たきりに繋がる重大なことです。

要支援認定を受けた時から申請できるようになるため、早急に申請し、事故が起きる前に工事を済ませることが大切です。

参考：平成17年度高齢者の住宅と生活環境に関する意識調査結果　２転倒事故（内閣府ＨＰ）

対象のリフォーム内容と金額

給付対象となる工事は以下のA～Fで、補助上限は20万円までと設定されています。

1. 手すりの取付け（廊下、便所、浴室、玄関、玄関から道路までの通路等）
2. 段差の解消（居室、廊下、便所、浴室、玄関等の各室間の床の段差等）
3. 滑りの防止及び移動居室（滑りにくい床材への変更の変更等）
4. 引き戸等への扉全体の変更（開き戸を引き戸、アコーディオンカーテン等へ取り替える等）
5. 適切な便器への取り換え（高さの変更、和式から洋式への取替え替え等）
6. その他（壁・床の補強などA～Eの工事に伴う工事）

助成を受けるにはリフォーム業者との相談だけでなく、ケアマネージャーさん等との相談や書類作成依頼が必要で、施工前（事前）と施行後にそれぞれお住まいの自治体に申請をする必要があります。また、昭和56年5月以前に建築された住宅は耐震診断の受診が必要です。

参考：介護保険における福祉用具、住宅改修（厚生労働省ＨＰ）