50代を迎えると、自身の定年退職後の生活を考え始めるのと同時に、年老いた親の介護や生活についても考え始める時期ではないでしょうか。
「そろそろ親も歳だし、近くにいてあげたい」
「でも、今の家は親と住むには狭すぎるし…」
「お互いに快適に暮らせるだろうか…」
そんな悩みをお持ちの加古川市の50代夫婦の皆様に向けて、この記事では「親との同居に備えたリフォームのポイント」をご紹介します。
目次
親との同居、始める前に考えておきたいこと
親との同居は、お互いの生活スタイルや価値観を尊重し、協力し合うことが大切です。
快適な同居生活を実現するために、事前に以下のポイントを検討しましょう。
生活スタイルの確認
互いの生活時間帯、食事の好み、趣味、プライバシーなど、生活スタイルに関する情報を共有しましょう。
いくら親子とは言え、一緒に生活をしていない数年間の間に、生活スタイルはお互いに変化しているものです。
同居したあとで「こんなはずじゃなかった」と後悔しないように、生活スタイルについては事前に確認しておきましょう。
住まいの間取り
プライベート空間を確保できるよう、部屋数や間取りを検討しましょう。
必要な部屋のサイズや、お互いの距離感のイメージを共有し、間取りや部屋の配置を相談しましょう。
また将来の介護を見据え、バリアフリー化も考慮しましょう。
費用負担
リフォーム費用や生活費の負担について、事前に話し合っておきましょう。
リフォーム費用については同居する家族だけでなく、親族間でもしっかり情報を共有し、後々のトラブルにならないように注意しましょう。
役割分担
家事や介護の役割分担について、お互いの状況に合わせて無理のないように決めましょう。
ここでは「無理をしない」ことを重視しましょう。
この先も数十年間、一緒に暮らしていくためには「負担」については重要なポイントとなります。
親との同居に適したリフォームプラン
親との同居となると「二世帯住宅」をイメージします。
しかし、実は二世帯住宅にも様々なタイプがあり、各家庭の生活スタイルや家の広さによって選択肢は変わってきます。
親との同居に適したリフォームプランは、大きく分けて以下の3つです。
完全分離型二世帯住宅
◎親世帯と子世帯の生活空間を完全に分離し、それぞれにキッチン、浴室、トイレなどを設置します。
◎プライバシーを重視したい場合におすすめです。
部分共有型二世帯住宅
◎リビングやダイニングなど、一部の空間を共有します。
◎キッチンや浴室、トイレはそれぞれに設置するか、一部を共有することもできます。
◎交流を重視したい場合におすすめです。
完全分離型二世帯住宅
◎玄関から全ての居室部分を分離します。
◎分電盤を別々に設置し、生活費をそれぞれ計算することが可能です。
◎近くに住みたいけれど生活は分けたい場合におすすめです。
快適な同居生活のためのリフォームのポイント
バリアフリー化
段差解消:玄関、廊下、トイレ、浴室など、家中の段差を解消し、つまずきや転倒のリスクを減らしましょう。
手すり設置:階段、廊下、トイレ、浴室などに手すりを設置し、移動をサポートしましょう。
滑りにくい床材:滑りにくい床材を採用することで、転倒のリスクを軽減しましょう。
廊下幅:車椅子や杖での移動も考慮し、廊下幅を広く確保しましょう。
扉:開閉しやすい引き戸を採用しましょう。
水回りの改修
トイレ:和式トイレから洋式トイレへの変更、ウォシュレットの導入、手すりの設置などを行い、高齢者にやさしいトイレにしましょう。
浴室:浴槽のまたぎを低くする、滑りにくい床にする、手すりを設置する、シャワーチェアを設置するなど、安全で快適な入浴を実現しましょう。
洗面所:車いすでも使いやすいように、洗面台の高さや幅を調整しましょう。
各世帯のプライバシー確保
個室:親世帯、子世帯それぞれに、プライバシーを確保できる個室を設けましょう。
収納:それぞれの世帯の持ち物を収納できるよう、十分な収納スペースを確保しましょう。
特に物の多い家庭は、収納で後にトラブルとなることがあります。
お互いの収納スペースを明確にし、持ち物はなるべく減らすように心がけましょう。
音:防音対策を施し、生活音によるストレスを軽減しましょう。
共用スペースの工夫
リビング:広々としたリビングを設け、家族みんながゆったりとくつろげる空間にしましょう。
ダイニング:食事を一緒に楽しめるよう、広々としたダイニングスペースを確保しましょう。
キッチン:親世帯と子世帯が一緒に料理を楽しめるよう、広々としたキッチン、または2つのキッチンを設置するのも良いでしょう。
キッチンに関しては、システムキッチンとミニキッチンなどの組み合わせで、スペースを確保することも可能です。
ヒートショック対策
ヒートショックとは、急激な温度変化によって血圧が大きく変動し、心臓や血管に負担がかかることで起こる健康被害です。
高齢者は特にヒートショックを起こしやすく、最悪の場合、死亡事故に繋がるケースもあります。
冬場の浴室は、ヒートショックが発生しやすい場所です。
リフォームの際には、以下のヒートショック対策を検討しましょう。
浴室暖房:浴室暖房乾燥機を設置することで、入浴前に浴室を暖めておくことができます。
脱衣所暖房:脱衣所にも暖房を設置することで、浴室との温度差を小さくすることができます。
断熱:浴室の壁や天井に断熱材を施すことで、室温を保ち、急激な温度変化を防ぐことができます。
窓:断熱性の高い窓に交換することで、熱の出入りを抑え、室温を安定させることができます。
まとめ
親との同居は、お互いの協力と理解が不可欠です。
ですがそれ以上に、家族の温かさや絆を深めるかけがえのない機会でもあります。
リノベーションによってお互いが快適に暮らせる住まいを実現することは、親世帯にとっても子世帯にとってもより良い未来へと繋がる第一歩となるでしょう。
加古川市で親との同居を検討されている方は、 ぜひ今回の記事を参考にして家族みんなが笑顔で暮らせる住まいづくりを目指してください。
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