加古川市•高砂市のリノベーション&リフォーム専門店eリノベ｜賢い選択をするためのポイント！住宅リノベーションの最適なタイミングと耐用年数

投稿日:2023年11月28日　最終更新日:2023年12月18日

兵庫県加古川市のリノベーション＆増改築リフォーム専門店「eリノベ」のスタッフの中津と申します。

eリノベは加古川市をはじめ播磨エリアを中心に、
経験豊富なスタッフがリノベーション・フルリフォームのトータルプロデュースをさせて頂いております。

家に長く快適に住むためには、リノベーション・リフォームの適切なタイミングを知ることが大切です。について、具体的なポイントをご紹介いたします。

今回は、住宅部材の耐用年数やリノベーションの最適な時期をご紹介します。

今後、ご実家や今のお住まいのリフォーム・リノベーションをお考えの方、eリノベのリノベーションにご興味のある方は、是非最後までお読みください。

1 ✔ 耐用年数の理解
2 ✔各住宅部材の耐用年数
3 ✔　メンテナンスのポイント
4 ✔　迷ったらプロに相談！
5 ✔　まとめ

✔ 耐用年数の理解

住宅部材の耐用年数とは「住宅部材の劣化によりトラブルが起き、生活に支障をきたし始める年数」です。

具体的な寿命が公表されているものもありますが、その材料や使われている場所によって異なります。
定期的な視察やメンテナンスを怠らず、劣化が進む前に対策を講じることが重要です。
耐用年数を理解することで、交換やリノベーションに最適なタイミングを見極め、住まいを長く快適に保つことができます。

✔各住宅部材の耐用年数

①屋根（スレート）

⇒ 8～15年（ガルバリウム鋼板・セメント瓦：10～20年）
※傾斜のある屋根ではなく陸屋根は防水塗装をする必要があります。経過年数よりも劣化状況（色あせ・ひび割れ・破損・塗膜の剥がれなど）で判断するのが確実です。

②外壁（サイディング）

⇒ 7～10年（塗装：10～15年）

以下の症状が見られた時がリフォームの目安です。

チョーキング（チョークを触った後のように粉が手につく状態）
クラック（ひび割れ）
塗膜剥離
コーキング破損
ボード反り返り
その他、目視で劣化が分かる状態

③軒天

⇒ 10年

直接日が当たらない部分のため、外壁や屋根に比べ劣化しづらいですが、経年劣化とともに色あせや塗膜の汚れ・剥がれが生じ建物の美観を損ねてしまいます。
費用としては軽微なリフォームにあたりますが、足場が必要になるため、単体で施工するより外壁塗装や屋根塗装など高所箇所のリフォームと一緒に施工できるとよいですね。

④玄関ドア（木製）

⇒ 15～20年（アルミ製：20～30年）

玄関ドアが汚れてきたり傷が多くなってくると、お家の美観を損ねてしまいます。
比較的手入れもしやすい箇所なので、定期的なメンテナンスをすることで長く使えます。しかし、紫外線や雨風に毎日さらされているため、いずれ塗装や交換が必要になります。
お家の顔とも言える玄関はいつもキレイにしておきたいですね。

⑤躯体（土台・床組み・柱・梁）

⇒ 20～30年

地震など様々な原因からひび割れが発生し、中性化や塩害・アルカリ骨材反応などが起こり、鉄筋がさび、コンクリートが割れ、時にはコンクリートが剥落して鉄筋が剥き出しになるといった現象が起こることもあります。

⑥防蟻処理

⇒ 5～10年

床一面をコンクリートで覆っているベタ基礎は、床板と立ち上がりのつなぎ目に小さな隙間ができることがあるため、そこからシロアリが侵入して家の木材を食害するおそれがあります。
シロアリは、家を一度エサ場にすれば家中のあらゆる木材を加害します。また、シロアリによる食害が進めば、家の耐久性が低くなり、地震がきた際に耐え切れず倒壊するおそれがあります。

✔　メンテナンスのポイント

住宅の定期的なメンテナンスは、耐用年数を延ばし、不具合や劣化を早期に発見する鍵となります。

定期的なケアにより、劣化の初期段階での対応が可能となり、部材の寿命を最大限に引き延ばすことが期待できます。
メンテナンスは、劣化が進行することで生じる様々な問題を未然に防ぐために重要です。

例えば、外壁や屋根の劣化。放置すれば建物全体の安定性に影響を及ぼし、修復が難しくなります。
定期的な点検と手入れによって、小さな損傷や変化も見逃さず対処でき、将来的な修繕の規模を小さくすることが可能です。
繰り返し行うことで住宅の状態を常に把握し、住まいの安全性や快適性を保つことは非常に重要といえるでしょう。