時を経て増す魅力＆リスク！古い家にはヒートショックの危険があるって本当？｜加古川市・高砂市・明石市・姫路市のリフォーム・リノベーション専門店「eリノベ」｜加古川市•高砂市のリノベーション&リフォーム専門店eリノベ

兵庫県加古川市のリノベーション＆増改築リフォーム専門店「eリノベ」のスタッフの中津と申します。

eリノベは加古川市をはじめ播磨エリアを中心に、
経験豊富なスタッフがリノベーション・フルリフォームのトータルプロデュースをさせて頂いております。

古い家にはレトロな趣あり、そこで過ごした思い出が刻まれています。
里帰りなどで「昔と同じ姿の家」に再会したとき、住まいそのものが時間を超えて語りかけてくるような感覚を抱かせてくれることもありますよね。
しかし、時を超える魅力だけではありません。古いお家にはリスクが存在します。

今回は、そのひとつ古いお家に潜むヒートショックの危険をご紹介します。

今後、ご実家や今のお住まいのリフォーム・リノベーションをお考えの方、eリノベのリノベーションにご興味のある方は、是非最後までお読みください。

 

 

✔ ヒートショックとは？

 

ヒートショックの基本概念

冬場によく耳にするヒートショックとは、急激な温度変化によって発生する身体への健康被害のことです。
この現象が発生する理由は、体温が急上昇・急下降することです。加齢とともにリスクが上昇し、めまい・吐き気・意識喪失などの症状が引き起こされます。
急激な温度変化が主な原因のため、寒暖差の大きい浴室だけでなく、冷え込みやすい脱衣所やトイレなどでも注意が必要です。

 

令和４年中、629人の方が神戸市にて入浴時の事故として救急搬送された！

画像引用：神戸市HP「入浴事故とヒートショックにご注意を！」

令和４年中、神戸市では入浴時の事故として629人の方が救急搬送されました。
救急搬送に至らない方を含めた実数は754人の方となり、搬送された人のうち81.1％が65歳以上の高齢者です。
ヒートショックは、兵庫県内において比較的温暖な瀬戸内側でも発生している問題です。

 

 

✔ 古い家とヒートショックの関連性

古い家は断熱性能が低く、外気温の影響をダイレクトに受けます。
特に、断熱材の不足や欠落、窓の性能の低さが、ヒートショックを引き起こす要因となり得ます。

断熱材の経年劣化

古い家は独特なデザインやレトロな趣が感じられ魅力的ですが、多くの場合、断熱材が激しく劣化しています。場所によっては欠落している場合もあります。経年劣化により低下した断熱性能が、室内の温度変化の大きな原因です。これがヒートショックのリスクを高める一因となります。

 

窓の課題

古い家の窓は、美しい木製のフレームや独特の柄のガラスが特徴です。しかし、性能においては最新の技術に劣ります。
外気が侵入するのが容易で、室内の熱も逃げやすく、これがヒートショックを引き起こす可能性を高めています。

古い家の断熱と通気性の課題に対処するためには、総合的なアプローチが求められます。

 

 

 

✔　断熱改修がもたらす効果