兵庫県加古川市のリノベーション＆増改築リフォーム専門店「eリノベ」のスタッフの中津と申します。
eリノベは加古川市・明石市・高砂市・稲美町をはじめ播磨エリアを中心に、
経験豊富なスタッフがリノベーション・フルリフォームのトータルプロデュースをさせて頂いております。
今回は、高砂市で安心を手に入れるためのサポート高砂市の住宅耐震化促進事業のメニューの住宅耐震改修工事費補助と簡易耐震改修工事費補助、住宅耐震改修策定費補助について解説いたします。
今後、高砂市でご実家や今のお住まいのリフォーム・リノベーションをお考えの方、eリノベのリノベーションにご興味のある方は、ぜひ最後までお読みください。
※ご紹介する内容は2023年度に高砂市で施行されている補助事業です。実際に利用される際は、市HPやリフォーム業者に直接ご確認ください。補助内容・要件が変更になっている場合もございます。
※お申し込みは先着順です。予定件数に達した日において予定件数を超えるお申し込みがあった場合は、その日にお申し込みされた方での抽選が実施されます。限られた予算枠ですので、ご活用される場合は早めの決断とご準備をおすすめいたします。
目次
✔「高砂市住宅耐震化等促進事業」って？
高砂市が推進する住宅耐震化等促進事業の目的とは？
兵庫県において忘れることのできない大災害、阪神・淡路大震災。
多くの住宅が被害を受け、人々の生活が大きく損なわれました。兵庫県加古川市のeリノベにいらっしゃるお客様も、大震災を経験なさった方が多数を占めます。その経験・教訓を踏まえ、兵庫県では平成19年3月に「兵庫県耐震改修促進計画」が策定されました。
それに基づき、高砂市は「高砂市耐震改修促進計画」を策定し、さらに今後高い確率で発生が予想される南海トラフ地震等の被害から安全を守るために必要な見直しを行って、平成28年3月に「高砂市耐震改修促進計画（改定版）」を策定しました。
市民の皆様が安全安心に住み続けることのできる町の実現を目指す素晴らしい取り組みです。
以下のA～Hまでの様々なメニューが展開されており、この記事ではA～Cについてご解説いたします。
- 住宅耐震改修計画策定費補助
- 住宅耐震改修工事費補助
- 簡易耐震改修工事費補助
- 屋根軽量化工事費補助
- シェルター型工事費補助
- 地震危険住宅建替工事費補助
- 地震危険住宅建替工事費補助
- 防災ベッド等設置補助
引用：高砂市耐震改修促進計画（高砂市HP）、高砂市住宅耐震化促進事業のご案内（高砂市HP）
◆住宅耐震改修工事費補助
住宅の耐震改修工事を実施される方に対して、その費用の一部を高砂市が補助する制度です。
令和5年度は7件の件数を予定しています。（令和4年は8件を予定し、申込数は4件でした）
対象となる方
市内に対象住宅を所有し、所得が1,200万円（給与収入のみの場合、給与収入が1,395万円）以下の方
対象となる住宅
次の全てに該当する住宅が対象になります。
- 昭和56年5月31日以前に着工されたもの
- 違反建築物でないもの
- 耐震診断の結果「危険」または「やや危険」と診断されたもの
- 兵庫県住宅再建共済制度に加入していることまたは加入すること
対象となる費用
地震に対する安全性を確保するための、耐震基準を満たす次の工事にかかる費用が補助されます。
- 耐力壁の設置
- 屋根の軽量化
- 基礎や床面の補強（附帯工事を含む）に要する費用
- 耐震改修を行う室の内装工事に要する費用（家具工事、設備工事を除く。）
補助額
気になる補助額は、工事費によって変動します。
戸建住宅：補助率4/5 （限度額130万円）
共同住宅等は補助額が異なります。詳しくはお問い合わが必要です。
引用：高砂市住宅耐震化促進事業のご案内（高砂市HP）
◆簡易耐震改修工事費補助
住宅の簡易的な耐震改修工事費の一部を高砂市が補助する制度です。
令和5年度は1件の件数を予定しています。（令和4年は1件を予定し、申込数は0件でした）
対象となる方
市内に対象住宅を所有し、所得が1,200万円（給与収入のみの場合、給与収入が1,395万円）以下の方
対象となる住宅
次の全てに該当する住宅が対象になります。
- 昭和56年5月31日以前に着工されたもの
- 違反建築物でないもの
- 耐震診断の結果「危険」または「やや危険」と診断されたもの
- 兵庫県住宅再建共済制度に加入していることまたは加入すること
対象となる費用
耐震性能を改善（改修後の耐震診断の結果「やや危険」または「安全」となるもの）するための耐震診断、耐震改修計画策定及び耐震改修工事に要する費用
補助額
気になる補助額は、工事費によって変動します。
戸建住宅：補助率4/5 （限度額50万円）
共同住宅等は補助額が異なります。詳しくはお問い合わせが必要です。
引用：高砂市住宅耐震化促進事業のご案内（高砂市HP）
◆策定する際にかかる経費にも補助メニューが！
こちらに加えて耐震診断・耐震改修の計画を策定する際にかかる経費にも補助がでており、併せて活用することができます。
こちらの名称は、住宅耐震改修計画策定費補助 といい、
戸建て住宅の場合は、かかる経費の2/3以内で上限20万円の限度額が設けられています。
令和5年度は7件の件数を予定しています。（令和4年は8件を予定し、申込数は3件でした）
引用：高砂市住宅耐震化促進事業のご案内（高砂市HP）
注意が必要！
※お申し込みは先着順です。限られた予算枠ですので、ご活用される場合は早めの決断とご準備をおすすめいたします。
※予定件数に達した日において予定件数を超えるお申し込みがあった場合は、その日にお申し込みされた方での抽選が実施されます。
※各補助事業の条件により対象とならない場合がありますので、詳しくはお問い合わせが必要です。
※補助金交付決定後の契約でないと、補助が受けられません。お申し込み前に工事等の契約・着工をすると対象外になります。
※補助を受ける工事等は、お申し込みされた年度の2月末までに完了する必要があります。
加古川市を中心としたリフォーム・リノベーション・増改築を専門としているeリノベは、住宅関係の仕事を通して、地域と社会に貢献し、たくさんの方々に「ありがとう」と感謝していただける会社を目指し、社員一同努めてまいります。
✔住宅の耐震改修工事のメリットと可能性
耐震改修で得られるメリットは、なんといっても「突然の地震に遭っても被害が抑えられる」という安心です。
いざという時、帰ることができる家があるというのは心強いですよね。
そのほか、将来の住まいの価値を向上させる投資であるという考え方もできます。
住宅市場において、耐震化され一定以上の水準に達した物件は魅力的で需要が高まります。そのため、将来的に売却する際にも有利なポジションになる可能性があります。
さらに、耐震化改修された事例が増えることで、情報交流やコミュニティの形成が促進され、地域の防災意識の向上に貢献できます。
✔まとめ
今回は、高砂市の住宅耐震化促進事業のメニューの住宅耐震改修工事費補助と簡易耐震改修工事費補助、住宅耐震改修策定費補助についてお話ししました。
この制度を利用して、高砂市で安全な暮らしを実現するための一歩を踏み出すのはいかがでしょうか。地震によるリスクを軽減し、家族の安全と資産の保護につながるこの制度の活用をぜひご一考ください。
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